和瓦の本分・・・

今日一日、集金等で走り続けた讃岐と阿波・・・。その道すがら見かけた‘和瓦の本分’といったらよいのでしょうか、この大切さに気付いてほしいというシーンを集めました。
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古瓦(屋根)に修繕を施されたものですが、この何十年・・・極端な言い方をすれば何百年と、いかに時代は巡ろうが、この和瓦の不変の価値はここ日本において失われることなく・・・そのことを如実に表している屋根です。
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歴史と実績あるこの和瓦の機能美は、当然現代そして未来へも受け継がれるべきであり・・・。この不偏の価値を今までもまたこれからも守り続けるがこそ、こうしてその賜物である互換性という利点により、いつの時代になろうとこうして同じ和瓦をもってメンテナンスできるのです。これこそが現代で無秩序に飛び交ういわゆる‘エコ’なんですけどね。
和瓦だからこそ、その新旧織り交ざる屋根も決して汚らしくはなく、かえって‘風流’という言葉さえ似つかわしいほど味わいを醸し出します。
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こうして代々受け継がれ、「モノ」を大事にするという思想も無意識にすり込まれていきます。そこに生まれるのは、道徳的・芸術的・宗教的・・・な、社会的価値をもった情感豊かな心です。それがまた和の精神を大切にする日本人をはぐくんでいくのです。和瓦って深いでしょ☆ そういう意味でも、この和瓦の屋根が増えることこそ、日本らしい町並みの再生はもとより、日本人自身に地に足付いたアイデンティティーを取り戻させることにも繋がるのです。

そして今日もここに一軒、そんな文化の担い手たる素晴らしい日本建築が・・・
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帰り、阿波でお得意さんより教えてもらった近々着工の新築現場です。見事な風格・・・これがまた50年、100年と歴史を刻む姿が想像できますね。こうして‘日本らしさ’・・・その大切なものが紡がれていきます。

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by miraikoubou-gajin | 2009-05-15 18:19 | 瓦人
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