秩序というもの・・・

待望の空色・・・
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今朝、早朝の工場前・・・どうやら待望の光が降り注ぎそうです☆四国の山並みも、嬉しげに躍動し始めるかのように見えます。
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今日、讃岐→阿波と走るなか一喜一憂した景色をご紹介します。こちらは以前も撮りましたが、阿波の田園地帯にポツンと立ち並ぶ家たちです。
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やはり違和感を感じるのは瓦人だけでしょうか?ここは日本なんですけどね。この部分だけをトリミングすれば、色とりどりのカラフルタウンのようで、見る人によっては愛らしいかもしれません。ただ・・・この周辺は阿波らしいのどかな田園風景が広がります。あえて見せませんが、広角で全景を見渡すと一種異様な雰囲気を漂わせています。果たしてこれでいいのでしょうか?
また最近よく見かける小さな住宅地に建ち並ぶこんなパターンの建築・・・
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・・・・・・・・・・おそらく人工的な室内環境調整をしないと、暑くて(熱くて)大変だと思います。それってエコ・・・?価格帯と、その一見スタイリッシュな外観に、消費者は流行の先端を買った気になるのでしょうか?日本における家造りとはどうあるべきか・・・という本当の意味での‘価値’を知らない日本人が増えています。これは周辺環境または景観への配慮を度外視した世界での、設計側のエゴあるいは売れば勝ちっていう自己中心的な思想の暴威による秩序の破壊だと瓦人は思います。各地の住宅展示場もそう、一見華やかなパレードのようにも見える個性豊かな(消費者の意識を戸惑わせるだけの)建物が立ち並びます。個性の発揮とは・・・基本的な秩序を守ったうえでの競争であるべきで・・・。この秩序の崩壊というものは、親子関係、学校教育、師弟関係、地域コミュニティー・・・等さまざまな分野においてその弊害をもたらしています。簡単にいえばすべて「自己チュー」という言葉で説明がつきそうです。この秩序なき自由思想の蔓延が招く恐ろしさを誰が伝えるべきか・・・?まぎれもなくこの社会を作った大人たちの責任です。
こちらは讃岐で見た景色です。
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古臭いとか、ダサイとか・・・浅はかな思考でモノを言うようになった現代日本人がよく揶揄する日本建築・・・その集まりが魅せる見事に晴れやかな町並みです。以前から追っていますが、当然の如くこの町並みに増える建築は瓦葺きの家が目立ちます。おそらく建て主の老若関わらず・・・。これこそが文化の継承であり、価値の維持であり、発展への基礎であり・・・。諸外国のように魅力溢れる町並みを羨ましく思います。今の日本は日本にあらず・・・。このいまだ地に足つかぬ国であるかぎり、景観破壊はまだまだ続くでしょう。すべてを失うその前に・・・とりあえず瓦師の一人として出来ることを・・・。

梅雨の晴れ間に射した、まさしく皆が待ち望んだであろう光が照らし出したのは、皮肉にもあまり見たくない日本の小さくとも大きな意味を持つ綻び(ほころび)でした・・・。
↓ 今日もカチッと・・・!! 梅雨の晴れ間にネガティブな話題で申し訳ありません(笑)
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by miraikoubou-gajin | 2009-07-02 17:04 | 瓦人
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