景観を決定づける屋根のチカラ・・・

それにしても盆明け早々昨日から携帯電話の電池がもたないほどの忙しさ・・・。電話に、出荷の段取りに、瓦の梱包に・・・と、せめて工場がまだ始動していないのが救いですが、日中まだまだうだる様な暑さのなか必要以上のダイエットが出来てます(笑)お盆前まで長引いた梅雨のせいもありますが、まぁ休み明けはこんなもの・・・相変わらず早朝から星空が輝きだすまで突っ走ってる瓦人です(笑)さてさて、そんな中でのプラスアルファな仕事・・・来月の委員会までに考えないといけない宿題です。
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瓦業界組織全体の統一事業である瓦小冊子作成委員会に提出する新冊子コンテンツ案を考え中~(悩)瓦人に委ねられたこの仕事・・・今回のテーマである「景観」、それをもとにコンテンツを検討中です。詳細については内緒ですが、日本らしい景観を構成する要素の一つである瓦屋根の存在をいかにして意識してもらうか・・・業界に課せられた課題の重さをひしひしと感じています。
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決して過去の美しい記憶・思い出ではなく、また回顧録や昔話でもなく、まして非現実でもなく・・・、今なおこうして各地で在り続ける美しき町並みに対し、まさしく皆の身近にあるものとしてのリアリティーのような意識を日本人に喚起させたく・・・。またその積み重ねによる文化レベルの向上により、こうした財産をのみ単に古き良き町並みとして終わらせるのではなく、また現実生活とかけ離れた‘よそ事’と片付けるのでなく、これから将来的に「和」というアイデンティティーに基づく‘新しき良き町並み’を創造するために業界のみならずこの国も傾注すべきです。

この良き町並みと日常生活とが当たり前のようにまざり合い、とけ合い・・・そんな魅力的な町並みを各地で取り戻すことができたら素敵ですね。このヨーロッパの町並みのように・・・
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圧巻・・・と感じるのは、景観の荒廃に晒される日本人としての鬱屈からくる反動なのでしょうか?はたまたシンプルに‘美’への共感かもしれませんが・・・。感動を与える町並み・・・そこにある重要な要素としてやはり瓦屋根は存在します。そして必ずこうした美しい町並みには、そうなるべくしてなった‘ストーリー’があるのです。日本においては、このストーリーを蔑ろにした住宅地(町並み)が跋扈しているので、どうしても美しいと感じられないのです。だから人の五感すべてに響くわけがありません・・・。昨日のブログにあった‘感性価値’・・・モノだけではなくこの際町並みにも感性価値をこれからは求めるべきですね。このヨーロッパの町並みが、例えばここ日本の地であると仮定し、このオレンジ色の屋根がすべていぶし瓦だったらと想像してみてください・・・なんの言い訳なく‘圧巻’だと感じるはずです。

さてさて、瓦師の瓦人・・・頑張ります☆
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by miraikoubou-gajin | 2009-08-18 17:47 | 瓦人
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