自然との調和・・・瓦

こちらも不変の価値・・・おそらく太古より変わらぬであろう風景に出会いました → 「as usual -日本色-

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今日は会議で大阪へ出張です。ということで、朝一番から出掛けて午前中に姫路城の好古園へと行ってきました。こちらで催されている「瓦庭園と盆栽展」・・・その瓦が魅せる新しい可能性を自分の五感で確かめるためです。その侘び寂びの極まった和庭園において、瓦がどのようにその存在感を主張できるか・・・。瓦というものの魅力に改めて意識を持ってもらうため、こうした取り組みはますます必要になってくると思います。

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では、皆さんもその静かで控えめな中にも確かな存在感を発揮する瓦というものを五感で感じてみてください。
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ただただごく自然に、この和の庭にとけ込むいぶし瓦・・・。日本庭園の本質は、山・川・大地・木々・草花など自然のあるがままの姿をこの限られた世界に凝縮して表現することにあります。また借景といって、自然をそのまま庭園の一部として取り込んだりもできる繊細な心根と美意識を持つ日本人特有の世界観は、庭というものにも普遍の価値を与えます。

その意味で、‘土’たる瓦がこの庭園に違和感なくとけ込むのはうなづけます。木々・草花との調和はまさしく見事なものであり、互いに絡み合うことでそれぞれの魅力をより高め合います。その意匠はどうあれ、‘土’という素材としての普遍性を知ってほしい・・・。ここ日本ではやはりこれに勝るものはありませんね。

壁を這う蟻も愉快そうです♪
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by miraikoubou-gajin | 2009-09-18 20:03 | 瓦人 | Comments(6)
Commented by ケータロー at 2009-09-18 20:32 x
いぶし色が背景にあると木の葉の一枚までもが引き立てられてますね。
こういう風景に落ち着きを感じるのはやはり、日本人だから?
アリが上を這うように・・・足元(身の回り)にこういう色があるからこそ
気持ちの落ち着きがえられるのかもね。

いい写真やね~。
Commented by 瓦人 at 2009-09-18 21:55 x
ケータローさん
ここは紅葉の時期が最高に美しいと思います。
是非是非家族でドライブに・・・。
土と木と・・・そんな組み合わせは見る人を飽きさせません。
建築もしかり・・・となればいいのですが(笑)
Commented by じゅんべー at 2009-09-19 06:27 x
凛とした空気が流れていそうですね~。

お寺や神社みたいに、そこに身をおくと、
す~っとした気分になれますよね。
やはりそこには、瓦が存在してて…
日本庭園って、奥が深いのでまだまだ理解し切れませんが、
落ち着きます。
日本人なんですね~!
Commented by 瓦人 at 2009-09-19 06:55 x
じゅんべーさん
侘び寂びの世界です。
瓦って、その本質にそんな世界観をもってるんですよね~。
意識せずともあり続けた瓦・・・、それが意識させないと忘れ去られようとしています。
瓦業界として踏ん張りどころです。
Commented by 瓦ファン at 2009-09-19 12:27 x
思わず見入ってしまう写真です。こんなにも素晴らしく表現できるものかと、ただただ感心するばかり・・。あらためて瓦人さんのibusiへの思いが伝わってきました。

その場面場面をもう一度確認してきますよ。
Commented by 瓦人 at 2009-09-19 18:45 x
瓦ファンさん
ありがとうございます。でもさすがにこの庭園には脱帽ですね。
屋根の写真はありませんが、織りなすいぶし瓦屋根の存在感も素晴らしいものでした。
瓦の魅力・・・その引出しはまだまだ多そうですね。
ibushiの表現力を上手く提案力に変え、こうした魅せ方を披露できる場がどんどん増えればいいですね。
その先にはまた一人の‘瓦ファン’が・・・(笑)

秋の紅葉の時期まで据え置きたいですね。
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