職人集団で作る一つの物語・・・

今朝早く、工場前に広がる景色・・・月と朝焼け雲の同居が綺麗でした☆
b0168041_17323877.jpg
今日は朝からまたまたトラックにて向かった先は・・・?
どーん!!大リフォーム中の樂久登窯さんです☆
b0168041_17333871.jpg
母屋の内部は、新しい感性が注ぎ込まれるために、もうその空間のほとんどが露わになっていました。
b0168041_17371771.jpg
さてさて屋根のほうですが、今回綿密な打ち合わせの末に選ばれた軒瓦はこちらでした・・・。
b0168041_17381694.jpg
合端にて付された番号に‘職人仕事’を感じることが出来てエモーショナルです。
こちら・・・鎌軒瓦で~す☆一切の無駄をそぎ落とした、情緒と風格漂うその風貌です。
b0168041_17395092.jpg
何気にこの鎌軒・・・なかなか現実の現場へは届かなくなりました。製造・施工技術の高さ、瓦屋根への理解等、複合的な要素が絡み合いますが、もっと知ってほしく、またもっと採用してほしい瓦です。個人的には最高にカッコイイと思います。瓦葺き職人さんもその技量を発揮できる遣り甲斐のある瓦ですよね。和型軒瓦の原点的な存在なんですが、現代感性から見ても、軽快な印象を与えるレトロモダンな仕上がりになりお洒落だと思う瓦人です。
b0168041_17464532.jpg
b0168041_17465931.jpg
しびれるラインですね~。日本建築のこの流麗な美・・・いぶし瓦でこそその表現を飛躍演出できますよね。
今日はホントにいろんな業種の職人さんたちが汗を流してました。皆、それぞれの持ち場持ち場を一所懸命に・・・これが日本の昔ながらの建築風景だと思います。
b0168041_17541172.jpg
その道のプロたちの凌ぎあい・・・見ててカッコイイと思うのは当然です。この姿にあこがれて子供たちは‘職人’を尊敬し、また将来の夢として希望を抱くのです。今のプラモデルを組んでるだけのような建築シーンで、一体誰を感動させることが出来るでしょう?また、‘職人’への憧憬を誰が抱くでしょう?

こうした職人さんの技量が試される(競う)建築が増えれば、こんなに日本の景観は崩されることはなかったはず・・・。そこには過当で下等な価格競争など無縁の、純粋にイイものをイイとして認める世界があったはず・・・。戻したいですね、そういった本来の土壌を。改めてそんな当たり前の価値を共に追求できる現場に立ち会うことができて幸せです。

樂久登窯さんからの坂を下ってくると魅せてくれた淡路島西浦のブルーです☆
b0168041_1891480.jpg

[PR]
by miraikoubou-gajin | 2009-11-04 18:13 | 瓦人 | Comments(10)
Commented by お洒落な屋根 at 2009-11-04 18:47 x
オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!! 照り鎌野郎!でしゅね♪
オミゴト!(*'-')//”パチパチ☆ 
やっぱ、ひと手間ですよね♪ルン(^^*))((*^^)ルン♪
Commented by 久しぶりにキータロー at 2009-11-04 21:38 x
イイ仕事(ぐっじょぶ!)を見た後はイイ文章(ぐっこめ!)がスラスラ溢れてくるようですね!

ところで瓦に番号を付けるのって・・?どういうこと??
合端とは・・・?
素人代表(えっ!俺だけ・・。)として教えてくれ~!
Commented by 瓦人 at 2009-11-04 22:33 x
お洒落な屋根さん
照り鎌は難しいですよね。
でも、職人さんは見事に応えてくれました☆
ひと手間かける心意気・・・全国の職人さんに取り戻してほしいですね♪
Commented by 瓦人 at 2009-11-04 22:35 x
キータローさん
お~、そうなんです。
現場でめいっぱい頑張る職人さんたちはやっぱ絵になります。
饒舌に綴らないと失礼ですからね(笑)

ご質問の回答・・・書き出すと非常に長くなるのでまた個人的に(笑)
あ、昼間時間があれば樂久登窯さんへ見に行ってくださいね~。
エモーショナルですよ~☆
Commented by 陶工246 at 2009-11-04 23:40 x
今日はありがとうございました。
鎌軒瓦の解説はとても興味深かったです。
まさかそこまでの手間が掛けられていたとは・・・感動です。^^

お話を聞かせて頂く度に瓦の奥深さに魅せられていきます。
オリジナルの鬼の登場も楽しみにしています。
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
Commented by じゅんべー at 2009-11-05 06:40 x
今朝もほんのり薄ぐもりの中、お月さん見えてますね~○
今日も良いお天気で、樂久登窯さんの改装も順調に進みそうですね!
しかし、軒瓦しぶいな~!これは素人目にみてもピシーって葺くのが難しそう!
かなりの職人技が必要なんでしょうね!
オリジナルの鬼瓦も気になります^^
またゆっくりとお邪魔しなければ!
Commented by 瓦人 at 2009-11-05 07:00 x
陶工246さん
鎌軒瓦の選択は最高でしたね~。
やはり見る目があります。
ギャラリーの作品たちが主役、まわりの外観・内観すべてがその主役を引き立たせるために出来ること・・・、そんなコンセプトのもと創る瓦屋根はシンプルが一番ですね。オリジナル手作り鬼瓦ももうすぐですね。いや~ますます楽しみです☆
Commented by 瓦人 at 2009-11-05 07:03 x
じゅんべーさん
鬼瓦の登場はもうすぐですよ~。。
これも西村君・平松君たちみんなで悩みぬいた末の答えです。
誂え(あつらえ)の鬼瓦・・・こんな感覚で瓦屋根とはありたいものです。
完成に乞うご期待☆
Commented by hiramatsugumi at 2009-11-05 09:42
一文字もよかったのかもしれませんが、鎌軒のやわらかい鋭さは他にないです。樂久登窯さんにあってましたね。悩んだかいがありました。
職人さんたちに感謝です。ずっとこのような技術が残っていけるようにしないといけないですね。
Commented by 瓦人 at 2009-11-05 19:05 x
hiramatsugumiさん
ありがとうございます。ほんといいモノを創るには最初の打ち合わせって大切ですね。
若い建築家として、これからも斬新な感性で瓦というものの可能性をもっと引っ張り出してもらいたいです。
素直にそう思える瓦人です♪
このプロジェクト・・・瓦工事が終わっても楽しみにしていますよ~☆
よろしくお願いいたします。
<< さすらいのトラック野郎  何も... さすらいのトラック野郎   寒っ!! >>