銀杏と瓦と物語・・・

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讃岐のお寺・・・お得意さんと打ち合わせのため待ち合わせです。それにしてもお寺には銀杏の大木が似合います。境内にも敷き詰まる黄色の葉・・・風情たっぷりで迎えてくれました。この本堂は築100年・・・瓦も当時のものだそうです。
これも先日紹介した‘鎬(しのぎ)桟’の瓦ですね。
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100年の歴史が物語るその逞しい躍動感に、まだまだ衰えぬ迫力すら感じます。こちらはすべて当時の讃岐瓦名工「傳右ヱ門(でんえもん)」作だそうです。当時の城など、現在では文化財となっている建物の瓦を作っていた人だそうです。住職さんにいろいろお話をお伺いしていると、そんなストーリーに触れることができ、やはり歴史ある瓦の楽しさを知ります。
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歴史の浅い新建材では表現できない力強いプライドが、すべての瓦に刻まれていました・・・。

このたびは、こちらの鐘楼の瓦葺き替え工事です。
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忠実に再現できるよう古瓦の寸法確認と、また棟の水板を再焼成可能かどうかの確認にお邪魔しました。歴史は紡がれる・・・瓦はそんな大事な役割の一端を担えます。物語を後世に伝えていく・・・瓦文化はそんな日本の歴史とともに、いついつまでもありつづけます。

※明日は終日名古屋へ出張です。
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by miraikoubou-gajin | 2009-11-16 18:58 | 瓦人
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