鬼瓦・・・名入れ式☆

-Golden wind- それは初夏の大地を揺らす金色の風のごとく・・・☆
b0168041_18513385.jpg
b0168041_18514670.jpg
豊作の秋を思わせる光景が、ここうどんの国 讃岐にはあります。今日、集金で走っていた讃岐の平野のあちこちで輝く小麦畑が印象的でした。
b0168041_18535661.jpg
これも地域らしい風景・・・目を向けることって大切なことですね。

さてさて、親方から指示された現場確認・・・こちらは先日火入れ式をとり行った讃岐の物件です。
b0168041_18554768.jpg
こちらも大きな屋根・・・なんと大棟が17メートルもあります☆そして長い長~い下屋根も、これから野地板が張られていきます。
b0168041_18584975.jpg
天候が見込めて遂に工事着工・・・いよいよ瓦の出番ですね。こちらは明後日の搬入予定・・・施主さん、楽しみに待っててくれるかな~?

さてさて、午後からの幼稚園PTA役員会出席のため、とんぼ返りで淡路島へと・・・(^^ゞ

今日はまだまだ・・・午後からとり行った、また一つの大事な儀式のご紹介です。
実は瓦人妹夫婦がこのたび家を建つことになりまして、もちろん仕様は完全オリジナル・・・本人たちの希望にそったカタチで瓦屋根をデザインです。そんななかでも一番象徴的な存在である鬼瓦・・・こちらをお馴染み鬼忠さんにデザイン含めオリジナルオーダーすることになりました。あらかじめ面談し、家造りの想い等を聴いていただきました。そして、今日はなんとかカタチになったその鬼瓦に記念の名入れの儀式をすべく妹家族が鬼忠さんの工房へと集合です☆
b0168041_19103160.jpg
工房に吊るされた、さわやかな新緑薫る風をイメージさせるパステルグリーンの暖簾の奥に鬼瓦たちが待ち構えます。
b0168041_1910516.jpg
b0168041_1911218.jpg
b0168041_19111211.jpg
二人の子供の名前にちなんだ、サクラの花、つぼみ、そして葉っぱをあしらった海津型のモダンデザインです。やはり既製品とは違い、コンセプトや感性が注ぎ込まれた作品には、いい空気感が漂います。この側面に、名づけの際に妹たちが綴った詩を自身で彫り込んでいきます。
b0168041_1915041.jpg
鬼忠さんにしっかりと固定していただき・・・そんな作り手の思い入れも感じるシーンが美しいです(^。^)
b0168041_1916265.jpg
b0168041_19163881.jpg
b0168041_19165047.jpg
三体の鬼瓦・・・その側面計6か所にわたり、詩の他に家族の名前と記念日含めすべて刻まれました。
最後に裏側の竜頭の横に、一歳のチビの親指を押しつけて完成です(*^^)v
b0168041_19191494.jpg
なんとも微笑ましく、またそれでいてどこか厳かな時間でした。やはり火入れ式も含め、こうした思い出作りは瓦には似合います。これが文化たる瓦作りの醍醐味ですね。こんな取り組みがどんどん増えれば、作り手も施主もシンプルに‘幸せ’だと思います。もちろん、近いうちに瓦の火入れ式もとり行う予定です。鬼瓦の名入れ式のほうが、当人たちにとっても印象深かったりして・・・(^^ゞ鬼忠さ~ん、無理を言いましたが粋な演出を本当にありがとうございました。これからも積極的に提案して、一人でも多くの人に瓦の持つ感性価値を知ってもらいましょう~(*^^)vそんな充実した一日は、夕立ちもどきをもって終わりを迎え、ただそのあと魅せた夕陽がキレイでした。まさしく雨降って地固まる・・・明日もいい一日が続きそうです☆
[PR]
by miraikoubou-gajin | 2010-05-25 19:31 | 瓦人 | Comments(12)
Commented by ケータロー at 2010-05-25 20:47 x
話では聞きましたがめちゃめちゃカッコいいじゃないですか~。
さすがは瓦師の娘の子!
大きくなった時、誇らしく見上げる姿が目に浮かびますね。
かあちゃんが刻むその言葉の意味もいずれ、子へと受け継がれます。

なんか、こういうシーンは心にすぅ~っと沁みこんでいきますね~。
いいブログです!!☆
Commented by あわぢ at 2010-05-25 22:10 x
ウチも瓦製造してる時(幼少の頃)に指紋は残って、
何処かの屋根に施工されてるはず!(笑

機械が製造して大量生産される中こう言うのって一生の宝物だと思います。
Commented by 瓦人 at 2010-05-25 22:22 x
ケータローさん
めちゃめちゃエモーショナルな時間です。
瓦って、こんな素晴らしい物語を作れるんです。
単なる工業製品以外の何ものでもない、無機質な新建材ではこうはいきません。
将来、屋根にあがって見ると感慨深いですよ~。
家族とともに成長する屋根が、こうして出来ていきます。
いいですね~、瓦♪
Commented by 瓦人 at 2010-05-25 22:26 x
あわぢさん
お~、指紋ですか~♪
確かに残っているかも・・・ですね。
昔の瓦に残された、味のあるカキヤブリもカッコエエですよね。
あれも一枚一枚違う模様・・・作り手の意志が活きています。

こういう提案で、どんどん瓦の町へと人を招き入れる仕組みを作りたいですね。
地元こそ一番の土俵・・・勝ち相撲がとれます。
瓦って、そんな魅力のある素材ですね。
Commented by boo-boo-amachan at 2010-05-25 23:04
こうした思い出づくりが出来るのも、人の感性だと思いますね!
そんなサービス、ココロ粋が、人のココロを動かしたりするのかな?

今の世の中、モノは余り過ぎる世の中。
しかし、こうしたココロに残るシーンは、そう簡単に演出できませんよね!

こんな世の中だからこそ、ココロに残るサービスはいいですね~。
皆さんの活躍シーンにプチ感動です!!
Commented by 瓦人 at 2010-05-26 06:46 x
boo-boo-amachanさん
これからは‘感性価値’ですよ☆
感性に響く価値を提供できるモノ造りが勝ち残ります。
ということは、瓦が勝ち残ります(笑)
料理もそう、すべていろんなストーリーを宿すサービスがこれからは大事ですね。
いい流れになってきましたね、日本!!
って、景気はまだまだですが(^^ゞ
Commented by じゅんべー at 2010-05-26 07:42 x
盛りだくさんの風景!
おーちゃんちの鬼瓦には、おかんの一筆が!が、やはり印象的ですが、
黄金色に染まる讃岐の風景もきれいですね~!
ふわふわといい気分です^^
Commented by かわら家 at 2010-05-26 11:23 x
素敵な思いのこもった鬼瓦・・・・感動してしまいます!!

知り合いの友人が土坐に行ったそうですよ。
その方がそこだけは行った方がええわあ~と言われたそうです。
そんな声を聞くと嬉しい!!

後少しですががんばってね。
Commented by 瓦人 at 2010-05-26 12:39 x
じゅんべーさん
今の讃岐はホントに稲刈りの季節のようですよ~。
去年も確か印象的で写真を撮ってます。
地域性のある風景はやっぱりイイですね~。
瓦の名入れ式もこの地域オリジナル・・・いい風景でした(^◇^)
Commented by 瓦人 at 2010-05-26 12:42 x
かわら家さん
ホントに兄弟ながら感動のシーンです。
ぜひこんな物語もこれから提案していきたいですね。
え~、お知り合いの友人の方までも!!
繋がるご縁に感謝ですね。
少しでも喜んでいただけるように、これからもう少しカスタマイズしなきゃ。
400年祭はもう少しで一区切り・・・でも土坐はまだまだ発展途上です。
これからですね☆
Commented by お洒落な屋根 at 2010-05-26 17:47 x
こりゃぁ!かっちょいい鬼瓦ですねぇ!
世界で、たった一つの鬼瓦。いい仕事してますねぇ!
んでもって、字入れ式☆これまた、粋ですね♪
よく、お寺の住職さんに、書いてもらいますが?
一般住宅での採用、これまた、素敵です。
達筆の妹さんだからかな??(笑)
ここで、注目したいのが?桜の花びらです。
すべてに、微妙に、さぐりが入って(角度を違えて)絶品です。
鬼師の心意気が感じられますね♪
これじゃぁ、兄貴、瓦人さんの、瓦も、気合いが入りますよね♪(笑)
Commented by 瓦人 at 2010-05-26 18:47 x
お洒落な屋根さん
そうなんです~、やっぱり見る人は見てくれますね☆
花模様の違いに気付いてくれて嬉しいです~。
プレス製品とは大きく異なる粋な演出ですよね。
で、一般住宅の鬼瓦でもこうした儀式が増えるといいですね。
施主さんにしたら一生のうちの最大の買い物です。
思い入れも強いはずですよね。
気合いはこれから・・・火入れ式へ向けて集中です☆
<< 急ぎ足で駆けのぼるその先・・・ さすらいのトラック野郎  一応... >>