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「地球のディテール」

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自然体感展望台 六甲枝垂れ・・・アートと建築の融合が果たしたのは、一つの近未来提言でした。
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設計 三分一博志・・・1968年生まれ 東京理科大学理工学部建築学科卒業
瀬戸内国際芸術祭における犬島アートプロジェクト「精錬所」で、建築×環境の新しいカタチを提案する。
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コンペを勝ち抜いたその深いコンセプトに基づくこの建築を昨日体感してきました。
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四季を通じ、また一日を通して確かに息づく建築・・・自然と渾然一体となったそのシステムは素晴らしいものです。
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ちょうど日の沈む頃に着いたので、つるべ落としを確認してから、ほどなく神戸の夜景と星が煌めきだしました。
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一見、現代の人々による‘居住’とはかけ離れたような存在ですが、リンク先の詳細を確認すると、まさしく古来より自然と密接に関わりながら生命を維持してきた人類の英知が結集した建築の一つのカタチです。大自然を五感に感じながら‘生かされている’ということの自覚を失って久しい今、こうした提案は建築におよばず人類の進むべき一つの道を示すものですね。

とにかく今は「木・土・紙・石の家プロジェクト」の推進が、その近未来へと続く道の道程にあるものと信じたいです。
by miraikoubou-gajin | 2010-11-30 12:58 | 瓦人
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