讃岐の風景に違和感なくとけ込む建築の姿がありました・・・。
先日、
火入れ式をさせていただいた物件にお邪魔しました^^
讃岐らしい反りの効いた一つ屋根は、桟瓦で4,000枚近くも葺かれる大きなものです。
もちろん竹小舞に土壁が塗られます。
風土・気候に最も適した素材が、景観も含めすべての価値を続かしめる根拠となります。
晴れやかに輝く
かわら美人の肌は、晴れた日には空の青を映し、曇りの日には白く塗られ、夕陽はそれを黄金色に染め、雨の日にはしっとりと音もなく水を受け流す・・・。
やはり和瓦の生み出す風情は最高ですね^^
鬼瓦が立てられ、棟が積まれれば建築の輪郭がしっかりとしてきます・・・完成が楽しみですね。
昨日の夕景はまるで冬の様相・・・ただ、紅く染まる空がせめて色づく秋を例えていました。
こんなソライロの時は、風景にある瓦屋根を見上げてみてください・・・ほんのり薄紅色に染まるいぶし瓦の姿があるはずです^^