added value -付加価値-

別注一寸三分垂れ八十枚判一文字軒瓦(重箱角)
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垂れ部分をヘラで落とした半手作りの一文字軒瓦・・・京都のある茶室に使われます。
八十枚判の桟瓦で2,300枚も要する立派な茶室です。
このこだわった仕様としての別注一文字でも分かるように、その物件の赴きや歴史そして物語をすべて勘案し、浅はかに既製品で済ますのではなく、理想の瓦屋根を追求されている姿勢がひしひしと感じられます。そこでは施主はもちろん、元請け含めすべての関係業者が、最高の仕上がりに向けてベクトルが一致していることでしょう。
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こうした予算とは違う土俵での勝負(提案)は、アウトプットとしてのベターやベストへと繋がります。
この世知辛く、厳しい時代・・・作り手としても光栄なオーダーです。
もちろん葺き手としても、遣り甲斐のある仕事へと繋がるであろうことは疑う余地もありません。

すべてのプロフェッショナルが、その持てる能力を存分に発揮できるような業界へ・・・。
理想論を口にすることを諦めず、成熟した日本社会から潜在的な需要を掘り起こす気概が今一度必要ですね。
先日出荷しましたが、完成が楽しみです。
棟は薄のし、鬼瓦は数珠掛京海津の予定だそうです。また機会があれば現場を訪れたいと思います^^

デスクワークで煮詰まった頭を、文章を綴ることでちょ~っとリフレッシュです(^^ゞ
それにしても今日は冷たい一日ですね~。目が覚めるどころか思考が停止しそうな寒さです(~o~)
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by miraikoubou-gajin | 2012-01-16 21:38 | 瓦人
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