先日の土佐出張で、お得意様に教えていただいたある施工例を拝見に・・・。
イタリアンレストランですが、軒も桟瓦による仕舞いで、シンプルですが流麗で、個人的には以前から実現したかった意匠の一つです。
雨仕舞い等、設計段階から打合せが必要ですが、一つの選択肢として提案したいパターンです。
理想を言えば、さらにケラバも桟瓦(左は平瓦)で完結させ、究極のシンプルイズムを表現してみたいです。
イメージは
瀬戸内国際芸術祭の家プロジェクトでリノベーションされた建築です。
あくまでも個人的見解ですが、和洋新古すべての屋根材において、これだけその本文たる機能性を発揮しつつ、素材としても魅力的で、実はすべてに勝り最もシンプルイズムが体現された意匠はないと思います。設計相談の場から提案でき、理解ある施主様と出会わない限り、なかなか実現は難しいと思いますが、いつか表現できればイイな~(*^_^*)
瓦の多様性・・・実は今ある数百にも及ぶ形状を駆使すると、如何ような意匠表現も可能なのが、実は和瓦なんです^^