今日も火入れ式でした^^
同級生のとんや家族、そして同級生の工務店せっちゃん! 若い大工に、瓦葺きも地元~!!
そんなみんなが立ち会っての火入れ式でした。
親父さんが書いた「和」を、とんやが窯へと・・・込められる想いの純粋さが伝わる素晴らしい一文字です。
んで、記念瓦への名入れはお母さんが~。力強く彫られた文字がイイですね~。
この瓦は屋根に葺かれる予定です。幾世代か後に子孫が見つけた時の感動が想像できますネ^^
無事に火入れとなり、皆で想いを込めて手を合わせます。
-火入れ式-
土に生まれ、土に生き、土に育まれ、土に還る・・・。
大自然の恵み、土を頂くことのありがた味・・・。
瓦を纏うことは、そのまま土を纏うことなり。
母なる大地に包まれる喜びを知る。
ものは巡る、ただその本質を変えることなく。
炎の力をもってその土の表情を変えようとも・・・。
すなわちこれ普遍の理を知ることなり。
ここ南あわじで、暮らしの安心を守るのはいうまでもなく、その地域の景観も含めて文化を守ることにも繋がる瓦屋根がまた一軒増えそうです。そんな意味でも、瓦屋根を選んでくれてありがとうございました。
瓦師として今出来ること・・・不器用ながら、こうした原点的取り組みしか出来ませんが、火入れ式のたび毎回感じることがあります。こんなにも喜んでいただけることなら、これからも頑張らないと・・・って^^
とんや~、今日はありがとう~。もう上棟済みの現場・・・これからの進捗を楽しみにしていま~す(*^_^*)