今日、京都市内にある店舗ビルファサードに面白いアイアンワークを見つけました。
ガラス張りで囲まれた透明感のあるデザインで仕上げられたブライダルショップの庇。
とても斬新な発想と、キレイな手仕事で描かれていたのは、まぎれもなく瓦葺きの意匠。
リアルな瓦葺きの庇であれば尚良しのはずが、あえて異素材での仕上げに残念な気持ちも・・・。けれど現代感性に響く価値があるのは言うまでもないデザイナーの感性に素直に感動もしました。
しかしそこにはモチーフとしての絶対的な伝統意匠と、それに対するリスペクトが込められているはずです。
魅せ方・・・これだけ多様な価値観にさらされる時代ならば、その方法論は多い方がいい。
いろんなアプローチをもって、本質的価値を見直すきっかけになれば・・・そんな想いで思わず車を停めてカメラを向けました^^