火入れ式をさせていただいた讃岐の大行寺様・・・屋根改修工事(瓦工事)が完成しました。
讃岐らしく銀冴えの美しい面取り桟瓦に、井筒仕様の飾り棟。
その棟込の紋は、住職様自らが書かれた文字(大・行・寺の三文字)を特注で彫って作りました。
文字部分の表面に金箔が貼られているのも、ローカル性たっぷりでいいですね。
大棟の鬼瓦には、経ノ巻尺九寸の六つ組を別注で製作し、初代住職様の想いへのリスペクトとして、側面には寺の創建から、このたびの改修に至る歴史とプライドを刻んでいます。
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のどかな里山に佇む寺は、屋根こそ晴れやかないぶし銀になりましたが、昔から続く風景を損なうことなく、さり気なく、そうあることがさも当たり前のごとく、無事に継承されていました。
この地の人々にとっての原風景は、おそらくかけがえのないものであり、それを永劫続かしめる仕事に携わらせていただいてありがとうございました^^
『
大行-大信 世の中 安穏なれ 仏法 広まれかし』・・・
火入れ式をきっかけとして、また一つここに新しい物語が始まりましたね^^