Australia project -The Japanese House-

クイーンズランド州地裁のポール判事は、かつて療養目的で夏の日本を訪れた際、伝統的日本家屋のもつ機能性の素晴らしさに感銘を受け、熱帯地方であるクイーンズランド州の気候に暮らす人々の住まいとして最適だと判断し、1887年(明治20年)に神戸からオーストラリア・ブリスベンにその建物は移築されました。
ブリスベンに建築するにあたり、日本から3人の大工と2人の瓦職人が同行したことが分かっています。
b0168041_1650112.jpg
b0168041_16503392.jpg
そして現在、ブリスベンに建築された「日本の家」は、120年以上の時を経て現在の地 Ingham, Queensland(クイーンズランド州 インガム)へ再移築するプロジェクトが進行中です。
b0168041_16504723.jpg
Australia project -The Japanese House-
総屋根面積:約330㎡
桟瓦:53判切落
軒瓦:3寸5分紋入り唐草(剣柄・・・大日本 紋・・・製・造の2種を交互施工)
棟瓦:薄のし
冠瓦:角桟雁振
鬼瓦:牡丹装飾鬼瓦
瓦施工:㈱大佛
b0168041_16594581.jpg
b0168041_16595735.jpg
b0168041_170777.jpg
b0168041_1701752.jpg
b0168041_1702617.jpg
金型製作に始まり、盆明けから本格的にすべての瓦製造にとりかかります。年内に一期工事(上屋根施工)予定、来年3月末までには完工の予定です。
日本人の叡智が詰まった日本建築・・・その大いなる価値が認められ、海外でこうして大切に末永く維持されようとしています。気鋭の瓦葺き師と瓦師たち・・・プロフェッショナルが揃うチームジャパンみんなで、リスペクトと誠意を込めてプロジェクトを成功させたいと思います。
b0168041_1764739.jpg
火入れ式も含め、進捗はまたその都度ご報告します。
[PR]
by miraikoubou-gajin | 2014-08-01 17:11 | 瓦人
<< original kawara... 夏休みモード全開!! >>