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島津創業記念資料館

南棟・北棟ともに国の登録有形文化財(1999年12月登録)である島津創業記念資料館。
昨日出張ついでに、屋根改修一期工事の進捗を確認してきました。
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軒の三寸一文字は、できる限り既存瓦を再施工・・・なかなか苦労しそうですね(^^ゞ
和瓦のメリットは、古い瓦の差し替え等においても、そのデザインの普遍性ゆえ、日本においていついつまでも変わらぬ建材としてあり続ける既製品で対応でき、また既製品になくとも経験と技術をもって復元等で柔軟に対応できることにあります。
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新建材はじめ形状・色・素材等が多種に及ぶ建材だと、将来的なモデルチェンジや廃版等によりこうした時代をまたぐ建築には不向きです。
一見多様なニーズに対応できているようで、実は本質的な意味においては個性の発揮ではないんです。
本当の意味での個性とは、地に足付いたアイデンティティーに基づく確固たるベースがあってこそ無意識に具わるかけがえのないものであり、さらにそれは永く続く普遍的なものであるべきだと思います。ここ日本における絶対的・基本的な個性とはまさしく『和』です。
こうしてたった一枚といえど互換性をもってローコストで修復できる和瓦という素材としての本物たちは、まさしく本当の意味でのエコ建材です。

瓦業界も次の新たな時代をまたげるよう、ますます頑張らないといけませんね(^^ゞ
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by miraikoubou-gajin | 2013-10-22 15:15 | 瓦人 | Comments(0)

火入れ式・・・また一つ物語のはじまりです^^

火入れ式をさせていただいた讃岐の大行寺様・・・屋根改修工事(瓦工事)が完成しました。
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讃岐らしく銀冴えの美しい面取り桟瓦に、井筒仕様の飾り棟。
その棟込の紋は、住職様自らが書かれた文字(大・行・寺の三文字)を特注で彫って作りました。
文字部分の表面に金箔が貼られているのも、ローカル性たっぷりでいいですね。
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大棟の鬼瓦には、経ノ巻尺九寸の六つ組を別注で製作し、初代住職様の想いへのリスペクトとして、側面には寺の創建から、このたびの改修に至る歴史とプライドを刻んでいます。
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↓  ↓  ↓  ↓  ↓
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のどかな里山に佇む寺は、屋根こそ晴れやかないぶし銀になりましたが、昔から続く風景を損なうことなく、さり気なく、そうあることがさも当たり前のごとく、無事に継承されていました。
この地の人々にとっての原風景は、おそらくかけがえのないものであり、それを永劫続かしめる仕事に携わらせていただいてありがとうございました^^
大行-大信  世の中 安穏なれ 仏法 広まれかし』・・・
火入れ式をきっかけとして、また一つここに新しい物語が始まりましたね^^
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by miraikoubou-gajin | 2013-10-19 13:43 | 瓦人 | Comments(0)

世界遺産をお手元に!!^^

今日は平日にも関わらず、工場仕事に目途をつけた頃にお越しいただきました体験コースター作り!!
神戸からのご夫婦に、遠く千葉からのご家族にと・・・またまた皆さんガチンコ勝負です^^
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シンプルな三つ巴紋がカッコイイですね~!!奥さんの桜はホントやさしい風合いで・・・。
ご家庭の食卓に流れるあったかい空気のなかに、さり気なく瓦が活躍しそうです^^
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おばあちゃんからお孫さんまでが取り組まれた家族仕事・・・6歳とは思えない丁寧な仕上がりの雪の結晶文様に驚き、今日ご覧になって来られたという鳴門の渦潮をモチーフにお父さんが仕上げた躍動感あふれる渾身の作品にも感心しました!!
皆さん淡路島での旅の思い出を、記憶にも記録にも残るこの瓦コースターに無事に刻まれたようでした。
どれも焼き上がりが楽しみですね・・・ありがとうございました~^^

将来的に渦潮も世界遺産になってくれたら、こんなグッズも人気が出そうですね!!
なによりも瓦師しては、世界遺産になりうる素晴らしい景観があちこちに生まれ、必然的に瓦が活躍する未来にも期待したいです^^
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by miraikoubou-gajin | 2013-10-18 17:53 | 瓦人 | Comments(0)

島津創業記念資料館

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南棟・北棟ともに国の登録有形文化財(1999年12月登録)である島津創業記念資料館
屋根改修工事にともない、古瓦の再施工および破損瓦の復元や差し替え工事が進行中です。
軒先も見事な三寸一文字軒瓦・・・こちらも不足分を手作りにて復元制作。
なかでも京瓦独特の棟瓦である『京箱』と呼ばれる、とても大きな瓦も復元製作中です。
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乾燥と焼成による大きな収縮率を見越しての製作・・・といっても計算通りに仕上がらないのが土。
屋根への施工に際しても、職人による現場加工作業を必要とします。
作り手と葺き手・・・プロフェッショナルがそれぞれ目一杯の仕事をすることで、文化財も文化も継承されます。
建築や文化を大事に残すという直向きな作業・・・またその進捗を追ってご報告します^^
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by miraikoubou-gajin | 2013-10-16 10:59 | 瓦人 | Comments(0)

-SNOOPY-が続きました^^

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三連休の最終日・・・ピーカンの淡路島には、きっとたくさんの人が訪れたことでしょう。
土坐では、そんな天気もなんのその・・・インドアでの土との格闘が続きました(^^ゞ
こちらはお二人仲良くスヌーピーな仕上がり・・・点描で描かれたキャラクターも可愛いです^^
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先ほど日が暮れるまで頑張った仲良し親子さんは、仲良しどころか全員ガチンコの勝負となってたり・・・(^^ゞ
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こちらも小学生の娘さんがスヌーピーを可愛く!!お父さんの本気桜もお見事でした^^
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それぞれ皆さん真摯に土と向き合っていただき、今日もいい体験風景が描かれていた土の空間です。
焼き上がりをどうぞお楽しみに・・・ありがとうございました~^^
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by miraikoubou-gajin | 2013-10-14 18:26 | 瓦人 | Comments(0)

イロイロ瓦 Officiel Web Site ・・・^^

瓦師、瓦女師(かわらじょし)、鬼師、造園家、デザイナー、主婦等、多彩なメンバーで瓦の可能性を遊ぶチーム『イロイロ瓦』。
ここ数年の様々な活動に遅ればせながら、Officiel Web Siteが出来ました^^
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さっそくですが今週末12日~13日、淡路島の洲本地区で予定されている美味しさ・楽しさてんこ盛りの『洲本arukanka』に、淡路島とくに洲本城はじめ洲本に縁のある新作瓦小物たちを揃えて出店します。
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職人集団が表現する瓦の世界・・・ぜひぜひ足をお運びいただき、ご体感くださいね~^^
同じくその両日は、『城下町洲本レトロなまち歩き』も同時開催・・・3万人規模の集客が予想されています。
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たくさんの人に、瓦の楽しさをしっていただければイイな~^^
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by miraikoubou-gajin | 2013-10-11 13:07 | 瓦人 | Comments(0)

瓦の町にある大切なお勉強・・・^^

地元小学生たちによる『ふるさと たんけん』でした^^
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全校生徒を8グループに分けて、いろんな瓦作りの現場へといざ参上です!!
地元に根付くローカルな仕事や歴史・文化、そしてそれらの価値とふれあい、学ぶっていいことですね。
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おっちゃんの話を聞きながら流れに沿って瓦作りを見学していただき、最後は外で模擬屋根に葺いた瓦を使って、まさしく瓦の働く姿を体感してもらいました!!
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山に落ちた雨が谷を伝って流れる・・・瓦とは、そんな自然の摂理にかなったカタチであるべきでなんですよ~って、切々と訴えるおっちゃんの魂の叫びは子供たちに届いたかな?(^^ゞ
それでもさすが淡路っ子・・・自宅の屋根は瓦ですか~?って質問に9割の子が『は~い!!』って挙手(^_-)-☆
大きくなったら瓦屋根の家に住んで、大切なモノやコトをみんななりに未来に継承していってな~^^
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by miraikoubou-gajin | 2013-10-10 12:47 | 瓦人 | Comments(0)

いついつまでも瓦ぬ・・・^^

お客様からのご依頼でした・・・お世話になった方への贈り物として瓦坐が活躍します!!
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瓦屋さんとしては、PRもかねた、気持ちの伝わるこれ以上もない文言ですね^^
オリジナルの袋印刷・・・柔軟に承ります。
瓦ぬ価値である瓦をもって、それぞれのシチュエーションでお役立ていただければ幸いです。
その先にはきっとお客様の素敵な笑顔があり・・・さらに瓦ぬ関係が続くことを期待して^^
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by miraikoubou-gajin | 2013-10-07 15:25 | 瓦人 | Comments(0)

SURFDESIGN-波と飛沫と光と-

土曜日の土坐・・・女子会による、3時間に及ぶ土との格闘が今終わりました~(^^ゞ
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沖縄旅行の予定が、タイムリーな台風のおかげで泣く泣く急きょキャンセルされての『土坐』だったそうです^^
でも、そんな鬱憤晴らしでは決してないとは思いますが(笑)、ガチンコで勝負でした!!
海が好きでサーフィンもされるという淡路島大好きな方は、波と飛沫と光の玉を創作でオリジナルデザインに!!
どうやら瓦にハマってしまって、楽しくて仕方がなかったという方による王道の桜とともに・・・
どちらもとっても素敵な力作となりました^^
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焼き上がりが楽しみですね~♪
台風のおかげでのご縁となりましたが、喜んでいただけたようで良かったです。
完成までしばらくお待ちくださいね~。またのお越しをお待ちしております~^^

いや~、どうやら『雨降って地固まった』ようです(^_-)-☆
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by miraikoubou-gajin | 2013-10-05 17:45 | 瓦人 | Comments(0)

いにしえの美学 -淡路国 波状文様-

-波状文(はじょうもん)-
戦国時代末期から江戸時代初期にかけて、主に城郭や社寺の屋根に使われていた瓦の文様。
瀬戸の穏やかな海景に宿る世界観が見事にデザインされた先人の美意識へのリスペクトを込め、
悠久のトキを越え、ここ淡路国にて風流な軒瓦として再び復刻します。
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現在の工業的・機械的で、どこか枠にとらわれた感も否めないデザインとは一線を隔し、未知なる未来へと我武者羅に可能性を追い求めた戦国時代の自由闊達な感性が活きる、のびのびとしたデザインがかえって新鮮です。
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淡路島の城跡からも出土し、歴史的資料として保存される瓦の文様を復元しました。
淡路島で建築を考えられている方々には、この先人の美意識とその時代背景やストーリーに想いを馳せ、
島の文化とともに風景を継承するため、是非採用されてみてはいかがですか?
古民家のリフォームにもまさしく・・・軒先にて風流に淡路島の世界観を表現するこの瓦で、暮らしに豊かさを添えてみてはいかがですか^^
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by miraikoubou-gajin | 2013-10-02 13:36 | 瓦人 | Comments(2)