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本当のマイナスイオンを知りたくて・・・☆

かねてより訪れたかった阿波の名所・・・日本の滝百選に数えられる「雨乞いの滝」。瓦人にとっての連休初日の今日、家族を連れてドライブ(ウォーキング?)がてら行ってきました。さすがにそう誰もいまいと思いながら遊歩道入り口の駐車場に着くと、まばらではありますが途絶えることなく人の往来がありました。

登り行く細い山道には、いたるところにこのような巨岩がせり出し・・・
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到底敵わない自然の迫力を思い知らされながら滝を目指します。
この雨乞いの滝・・・その遊歩道の最終地点に待ち構える大滝にたどり着くまでにある五つの滝が、その行き着く先にある‘圧巻’への期待感を見事に高めてくれます。その姿を順に・・・

うぐいす滝
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不動滝
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地獄淵
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もみじ滝
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観音滝
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深い木々のなか輝く新緑に眼を癒やし、せせらぎよりは明らかに大きな水の勢いを感じながら歩く小道・・・そのあまりにも美しい非日常が、俗世間での喧騒から完全に心も体も遊離させてくれます。

さて・・・いよいよ主役の登場です。高さ45メートル、雄・雌二つの流れを持つ雨乞の滝(雌滝)です。
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見事に高揚を高めてくれる五つの滝と、その他数多くあった名もなき小さな連瀑群を下流域に従えたその様は、まさしく王者の風格と貫禄が漂います。
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言葉は要りませんでした・・・。これだけ晴天が続いてなお、とうとうと水を湛えるこの山の包容力・・・この変わることのない大自然の営みに深い感銘を受け・・・。またひどく神秘的でさらに神聖なまでの空気を感じるのは、まだ未熟者ゆえ自覚はなくとも具わる日本人としての宗教心がそうさせるのか、その厳かさに無意識に身が引き締まりました。
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大自然への畏敬の念・・・あらためて感じるべき時にきている現代地球人・・・、この一切の人工物のない空間に身を置いてみるのが一番の近道のうちの一つかな?そんなことを感じた日曜日です☆

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# by miraikoubou-gajin | 2009-05-03 18:07 | 瓦人

G.Wのご予定は・・・?

さて本日から本格的に始まりました大型連休・・・主に京阪神方面から淡路島、そして四国方面へとのびる高速道路は朝から大渋滞が始まっているようですよ~。観光施設は結局どこも一杯!! ということで明日からの休み・・・予定まったくナシの瓦人です(苦笑)

さて、本日は広島県福山市でご活躍の瓦工事店「藤井製瓦工業㈱」の専務さん(←下リンク欄にも追加したブログもどうぞ)が所要のついでにわざわざ淡路島までお越しいただきました。お子様連れでしたが、瓦人たち淡路の瓦師の様々な取り組み、そして製工一体となりこの業界がこれから進むべき道への建設的なお話等・・・同世代だからこそ共有し合える同じ価値観を確かめ合え、短い時間ではありましたが非常に有意義な時間を過ごせました。多方面より耳にするそのご活躍ぶり・・・これからも期待するとともに、今後は刺激し合える仲間として切磋琢磨し、この瓦という日本の文化を後世に伝えていきたいですね。

さてさて、この流れでは当然の成り行きとして・・・・そう、お昼は「かわらや」さんです☆
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やっぱり、マイウ~☆
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なんと・・・本日午後6時半、日本テレビの「満天☆青空レストラン」にてこちらの「かわらや」さんが紹介されます~(凄)ってもうすぐ始まりますね(焦)ベッキー&しずちゃんがロケに来られた模様が流れるはず・・・ヤバイぐらいの反響では?そんなことで早く帰って観ないと♪ 瓦業界の急先鋒・・・その魅力が一人でも多くの人に伝わってほしいですね。あ、瓦人のようにゴールデンウィークの予定がいまいち定まっていない方・・・こちらのかわらやさんへレッツゴー!! って、テレビの影響で予約困難必至かも(笑)

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# by miraikoubou-gajin | 2009-05-02 18:22 | 瓦人

敷きつまる瓦の花・・・そんな季節です。

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皐月(さつき)・・・そう、花咲く季節です。新緑が縁取る道々では、そのすがすがしい陽光を浴びて眩いばかりに咲き誇っている花々・・・。名のある花、名もなき花、とにかくすべてがココロ躍る季節ですよね。
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車をとめて得るココロの清涼剤・・・疲れた脳の緊張をやわらげてくれます。

以前ご紹介した瓦器-kaki-シリーズ・・・お馴染みホテルアナガさんにて好評らしく追加でオーダーいただきました☆ということで、昼一番から粘土と格闘すること立ちっぱなしの6時間!!15時の休憩も忘れ、黙々と続く瓦人流粘土細工です。
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裏にはイッチョマエに下駄も履かせてあります(笑)ということで、工場外の夕空が赤く&紅く染まり出した頃ようやく目処が・・・。
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一切の道具を使わず瓦人の手指のみで造形することからくるその表情は、ご覧のようにドレープ風の仕上がりですね。そのゆったりとした淡路島に流れる人・時・風をイメージした流線が表現する躍動感・・・伝わります?って、まだ粘土の状態ですから、また焼けたらその陰影が深くなることでしょう。奥にある物体・・・気になった人います~?この小さなイソギンチャク風のもの・・・実は‘箸立て’と‘楊枝立て’です。
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端切れの粘土で適当に・・・いやいや失礼、先ほどの咲き誇る花々に見立ててクルクルっと巻いちゃいました~☆しかも瓦人の‘手巻き’(寿司? 笑)焼き上がりが楽しみ・・・テーブルの上で粋なはからいとなること間違いなしですね(笑)

こうしてあらゆる生活シーンに敷きつめられる瓦の花々が、やがては景観における瓦屋根の連なりへと広がってほしいものです。皐月・・・‘瓦の華’咲く季節です。日本の原風景には欠かせない‘瓦屋根の華’もまた・・・。

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# by miraikoubou-gajin | 2009-05-01 20:24 | 瓦人

光と影・・・

今日は讃岐と阿波・・・そして夜帰ってきた淡路島で見た光と影です。
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その旬を終えた蓮根畑を照らす春の夕日。どことなく寂しげで、刈り取られ残る姿が無残にも見える今のこの蓮根畑・・・この淡い夕日が為すせめてもの夕化粧にて風情を添えてくれます。
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水面に映るのは対称の夕日だけではありません・・・。生え残る蓮もまた、逆行を活かした見事なコントラストをもって、すべてが天地対称のアートを見せてくれます。鳥の飛ぶ様子・・・etc. いろんなイメージを抱かせてくれます・・・。
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             ほどなくその存在を主張しだすのは・・・
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                              日ごとに明るさを増す春月です。
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月って、自らはその光を発することができません・・・。太陽に照らされて初めて、その存在感に漸くスポットライトが浴びせられたかのように輝きだします。その光と影の差はあまりにも明暗分かれ過ぎであり、また一瞬でその立場が逆転するほど熾烈で過酷な環境に晒されています。
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今の混沌とした下界の様子を一体どんな想いで見つめているのでしょう・・・。いつの世も「月の光は柔らかく」・・・そう表現されることからも分かるように、さぞ大らかに優しく見守ってくれているのでしょう。人の世は、この月の世界から見ればなんと豊かで何不自由ないことでしょう。たとえ誰かの影に隠れても、自らが動けばすぐ日のあたる場所へと出ることができる・・・。たとえ影の中でだろうと、ひたすら努力し続ければ、ほんの僅かな隙間から射し込む太陽の光さえあれば一躍脚光を浴びる可能性もある・・・。また太陽たる誰かの注目に値する結果を出せば、あの月のように限りなく輝かせてもらえるチャンスもある・・・。光と影・・・それは表裏一体であり、かつ本質的には同等のものかもしれません。そんな光と影の狭間で、日々苦悩を抱きつつもやがて輝きだすその日を期待して努力する瓦師たちもいます。→ 「淡路瓦400年祭 -歴史をつむぐ者たち-」
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まだ三日月に毛の生えた程度の輝きしかない今宵の月・・・それでも大海を照らし光の道を浮かび上がらせることができます。この道の先にある未来を目指して、日々一歩一歩力強く歩むのみですね。
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                  その道が横断歩道のように安全かどうかは、その人次第・・・かな(笑)

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# by miraikoubou-gajin | 2009-04-30 21:29 | 瓦人