いつもお世話になっている
ホテルアナガさんよりの依頼です・・・。
-utsuwa-
瓦ディナーのご提案で依頼を受けた瓦器-kaki-ですが、手作りによるアートな感覚でお任せしますとのこと・・・これが一番難しい。イメージをお伺いし、盛り付けの仕方(予定)もご指示いただいた結果出た瓦人流‘躍動感’です☆
薄く細長~いそのフォルム・・・ヘラ・コテ等一切の道具を用いず、瓦人の手指のみで造形した瓦器です(造形家のプロの方々すいませ~ん)。表面は、そのゆったりとした淡路島に流れる人・時・風をイメージした流線を表現しています。
古色仕上げのその風貌・・・果たして‘理を料る(料理)’舞台をひき立てることができるでしょうか・・・。
いやはや、それにしてもお恥ずかしい・・・(子供の粘土細工って言わないでね 笑) 芸術肌・・・受け取る側の感性に適うものを生み出すのは難しい。一方的な主張の押しつけでもいけないし、また作り手の個性を見失った単なる迎合(無難主義)でも物足りない・・・。ただ、お客様の顔をより意識する、こんな仕事は楽しいですね~☆自分というものを買っていただいたうえでのご依頼ですから、遣り甲斐がない訳ありません。瓦もそう・・・、製品そのものだけを気に入ってもらうよりは、人間を買っていただいたほうが嬉しいですよね。さてさて、喜んでもらえるかな?
-夜桜廊- 昨夜、
南海荘さんと散り始めた夜桜を見てきました。
春霞がとれたキレイな月夜に浮かびあがる桜は、いたずらな強風に大きく揺らめき、その主役の座を‘新緑’に譲るべく覚悟を決めたようにも見えました・・・。一見寂しげだが、またその儚さを美徳とする散り際の美しさは、さすが国花たる風格を醸し出していました。
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