神々の創りしもの・・・

淡路市石田地区・・・まるで神々が創り、そして住み賜うかのごとき神聖な場所。日曜日の昨日、その誰しもに出逢えることを許された訳でない美しき光景を求め、その地に足を踏み入れました・・・。人類の叡智とは、かくも美しく、また厳かなものなのでしょうか・・・。大いなる自然との豊かな共生の姿がそこにはあり、そしてこれからもあり続け・・・。神々とは、この美しい自然への畏敬の念が創りだす精神世界が具象化された人類の‘営み’そのものの姿を言うのかもしれません。言葉を失う絶景に臨み、その心洗われるであろう瓦人なりの心象風景・・・その具現を待ちました。この水面に映し続けてきたであろう悠久の歴史を想う時・・・今の世を生きる瓦人自身を、改めてそしてどこか新鮮な気持ちにて見つめ直すことができました。足を動かせず、まためぐる思考を止めることさえ敵わぬまま、気付けば星空を仰いでいました。さすがに誰一人いない夜の棚田・・・、この空間を独り占め出来ているまさしく筆舌に尽くしがたいほどの優越感で満たされつつ、何かしらの成長を予感させる明日からの自分を想う瓦人でした。
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