囚われの身・・・けれども、なおその色は褪せることなく。
ここ最近の情勢を表現するかのような紫陽花の姿と出会いました。
その花一輪でさえ、決して逃がさぬようガンジガラメに・・・ただ、悲しいかな色気を帯びた美しささえ感じてしまう矛盾。
讃岐にて、同じく悲しいかな色気を帯びた美しささえ覚える佇まいが・・・。
そこには、古きを助けるかのように、その古き良きものへと敬意を払い、今なおその姿カタチを維持する新しき瓦の姿がありました。幾年月経とうが、こうして本質を貫くがこそ可能な‘互換性’の達成による本当の意味でのエコの姿がありました。
普遍(不変)の価値・・・そんな価値を纏う瓦というものの持つこうした物語性を伝えていきたいですね。
景観がその本質的な意味を失わないように・・・。日本が日本らしくあるために・・・。
逃げ水・・・追えども追えども届かぬもの。
たとえ捕えようとも儚く消える幻想を、それでもがむしゃらに追い求める夏の日・・・疲れました(+_+)