棟込飾り瓦・・・オリジナルな花菱柄がデザインされた風流な部材です。先日、葺き替え工事が着工された讃岐の神社から回収したものですが、数百はあったでしょうか・・・すべて水洗いを済ませました。
こうして組み合わせて積まれ、以前はこんな感じの意匠を表現していました。
裏側には、現在では銅線等を通す穴が空けられるはずの柄がついています。
すべて木型で手作りされていたことがうかがい知れます。予定ではこれを再焼成して、またキレイないぶし銀へと化粧され、ふたたび屋根でその雄姿を披露します。先人の智慧に対するリスペクト・・・こうしたカタチで表現できるのは、素材としての土のチカラの賜物ですね。瓦って素晴らしい☆
淡路島の北端にある
絵島・・・その昔、西行法師が詩に詠んだ神秘的な島。
平成の世(夜)にこの風景を詠めば・・・『千鳥なく 絵島の浦にすむ星を 天に描いて見る今宵かな』 by 瓦人
自然を愛で、詩に詠う感性・・・今の世においては大切ですね(^.^)/~~~