
以前、
火入れ式をさせていただき、現在古民家を
大リフォーム中の鳴門の物件です。昨日の夕方、工場が終わってから暗くなる直前になんとか最後の瓦を搬入してきました。こちらは母屋より先に着工した納屋の屋根・・・棟の仕様が特殊です。
芝棟(草棟)・・・特に茅葺き屋根の棟に強度を持たせるため、草を生やしその根の張りをもって雨風をしのぐ先人の知恵。
もう少なくなりましたが、その昔、山あいの集落で散見された一つの建築文化です。
奥深い山、すべてが雪に覆われる冬を終える頃、屋根に積もった雪からちょこんと顔を出す緑の新芽・・・
そんな希望の緑は、春を待ちわびる村人のココロにさぞかし喜びとぬくもりを与えたことでしょう。

想像しただけでも美しい日本の風景ですね。
その昔には阿波にもあったというお話を伺いました。時代は変われど・・・ここに再現です。

素晴らしい取り組みですね。
この辺りは、風格ある瓦屋根が連なる酒蔵もあり、また大谷焼きの里として陶芸の工房も居並び、古き良き風情漂う昔ながらの町並みが残ります。その風景を構成するに欠くことのできない大切な要素であるこちらの物件・・・その敷地内の納屋にこの芝棟は継承されます。
完成すれば是非また訪れようと思います。
今からですと、ちょうど春の芽吹きの頃が楽しみですね(^.^)/~~~