淡路島の風物詩(以前に撮った写真です)・・・真冬の今が旬の可憐な水仙と、春を歓ぶ隆盛で華やかな山桜。
そんなこの土地ならではのモチーフを、ただいま鬼瓦にデザインしています。
あくまでもイメージですが、鬼板(厚み20ミリ程度の板状で、鬼瓦の輪郭のみ)に、立体的に造形した水仙と桜の小枝をあしらってみようと思います。
軒はウェーブ軒、棟にはすべて7分厚で中反りの薄のしを流します。
和瓦の波はもちろん、軒から棟へと大小織り交ざる小波の連続が、淡路島の輪郭を洗う瀬戸の穏やかなさざ波を表現し、そんな島を彩るシンボリックな花々を屋根にあしらい、ここ南あわじの世界観が凝縮された屋根を創りたいと考えています。
物語の詰まった建築・・・瓦屋根だからこその多彩な表現で魅せたいと思います(*^^)v
こちらは来週15日(水)に火入れ式を執り行う地元の物件です^^
上棟は20日前後・・・瓦葺きは3月からでしょうか?楽しみです☆
火入れ式といえば、今週末11日(土)にも予定しております。なんだかイイ感じで忙しくなってきました^^
それにしても何故か追われっぱなしの2012年です(^^ゞ まだまだしばらく瓦作りに専念ですね。
鼻のまわりと、吐く唾のスス黒さがなかなかとれませんが・・・頑張ります(~o~)