兵庫県指定 景観形成重要建造物 菊川家住宅 ・・・ 塀改修工事のうち、瓦葺きが終わりました。
長い塀のほんの一部・・・20mの一文字仕様です。
再焼成し、再びキレイないぶし銀を纏った二体の鬼瓦も、威風堂々と歴史をまた継承します。
この建築意匠、そして景観に瓦が存在しないと、おそらく成立しないように思います。
さらに瓦が素晴らしいのは、新旧織り交ざろうと違和感なくとけ込み、協働して景観を形成するという素材としてのユニバーサルデザイン性・・・つまり絶対的な普遍性を持つということです。
日本景の必需品 和瓦は、景観形成重要建材として、また文化継承重要建材として、やはりいついつまでもスタンダードであってほしいと思います。
今度はこちらの塀改修の番かな~? 正門を挟んで対峙する新旧鬼瓦の饗宴でした^^