秩序ある景観・・・その必需品は、ここ日本においては間違いなく和瓦だと思います。
いま一度、秩序を取り戻すべき時がきている気がします。
すべてのモノとコトにおいて秩序を失くし、その弊害から多様な問題が顕在化し・・・。
秩序は美観を生み、美観をともなってこその未来に継承すべき景観だと思います。
例えば建築を例にとると、その意匠を印象付ける屋根が、素材や形状ベースで和瓦をもって秩序が保たれると・・・
アイデンティティー形成と帰属意識の高まりに貢献し、地域コミュニティーの豊かな繋がりや絆を生み、理想的ソーシャルデザインを創造します。
シンプルに言えば・・・景観(家並み)の秩序は、日本らしき美しい景観と、精神性にかなった社会の繋がりを取り戻します^^
ここで紹介した中国雲南省北西部 麗江の景観は、見事に世界遺産です。
瓦を作る立場として、ここ日本にこそ未来の世界遺産景観を津々浦々に創出したいな~って思います^^
ヨーロッパに憧れるなら、憧れられる故郷を創ることを今、意識してほしいです。
昔の日本が瓦で統一された秩序ある景観だったことを思い出してみてください。
いぶし瓦で統一された日本景は、このヨーロッパの景観に勝るとも劣らない美しさであるはずですから^^