
急ぎのご依頼・・・10cm×20cmの瓦の器です。
荒々しさのなかにも温かみを感じさせる、オーガニックな土の風貌を縁に残しました。
四方を感覚的に反らし、表面を指で磨いて仕上げます。



ついさっき、なんとか50皿・・・瓦を作るより大汗をかきました(^^ゞ
焼成は炭化窯変によるエイジング効果をもって、古美た瓦の雰囲気を演出するつもりです。
食材に込める生産者の想いを酌んで、料理人が一つの料理として表現するのが皿の上の物語なら、瓦を身近に感じてもらうことで、やがては屋根へと繋がり、それが織り成す美しい日本景を取り戻せればとの想いを込めて瓦師が作る器が表現するのは、まさしく皿(料理)の下の物語・・・。
そんな目立たずも頑なで直向きな作り手の想いに、誰か一人でも気づいてくれたら幸いです^^