久しぶりに依頼があって作りました・・・雪洞(ぼんぼり)瓦^^
まず粘土の塊りを用意・・・それを破れるほど薄~くスライス。あ!多少は破れてもOKです。
で、このピザ生地のような薄い粘土をランダムにちぎって破って・・・それはもう子供の悪戯のように(笑)
んで、クルクルっとクレープっぽく巻き上げて、ストンと立てます・・・って、立つはずなく(^^;
しおれて、よじれて、腰折れて・・・悪戦苦闘の末、なんとか意地でもおっ立てます!
倒れるなよ~ってあとは神頼みで、無事に乾燥させたら、焼き上げてなんとか完成!!
「灯りをつけましょ、ぼんぼりに~♪」創作的で粋なキャンドルシェードです^^
なかなか依頼通りの寸法には仕上がらず、紙のように薄くて掴むとパシャって割れちゃいそうなほど繊細ですが・・・
土の風貌の活きた質感は、どこか逞しさも感じさせ、しっかりと存在感もあります。
くるりと巻き上げられた瓦のベールに、破れた不規則な窓。
もれるやわらかい光とともに、思い出してほしい・・・瓦というその優しくぬくもりある存在を。